クレーン付きトラック(ユニック車)は購入とレンタルどちらがお得?費用・維持費を徹底比較

公開日:2026-07-27
更新日:2026-09-10
(画像は株式会社太陽自動車工業所様の掲載車両になります。)

クレーン付きトラックは購入とレンタルどちらがお得?費用・維持費を徹底比較

クレーン付きトラック(ユニック車)は、資材の運搬と荷役作業を1台で行える便利な車両です。一方、購入すると車両・架装の取得費だけでなく、税金、保険、車検、クレーン装置の点検・整備、保管場所などの費用が継続して発生します。

レンタルは必要な期間だけ車両を確保しやすい反面、利用期間、回送、補償、走行距離などの条件によって総額が変わります。そのため、単純な日額だけではなく、使用頻度と総費用を比較することが重要です。

この記事では、クレーン付きトラックの購入とレンタルを費用・管理負担・利用期間の面から比較し、自社に合う選び方を解説します。

1. クレーン付きトラックは購入とレンタルどちらがお得?

短期・一時的な利用:レンタルが比較しやすい

年間を通じて高頻度で利用:購入を含めた総費用比較が必要

判断のポイント:初期費用だけでなく、保有期間中の維持費と車両を使わない期間も含めて考える

工期中だけ必要、繁忙期に増車したい、故障・車検中の代車を探しているといった場合は、レンタルが有力な選択肢です。反対に、安定した案件があり、長期間にわたって高い稼働率を見込める場合は、購入が有利になる可能性があります。

損益の分岐点は、車両価格、利用日数、保有期間、金利、整備費、保険料、駐車場代、売却価格などによって変わります。「何か月以上なら必ず購入」「短期リースが常に安い」と一律に判断することはできません。

2. クレーン付きトラック購入時にかかる費用・維持費

車両・クレーン装置の取得費

購入時には、トラック本体とクレーン装置・架装の取得費が必要です。新車・中古車、車格、年式、走行距離、クレーンのつり上げ能力、ブーム段数、アウトリガー仕様などによって価格は大きく変わります。

税金・保険・登録関連費用

車両の条件に応じて、自動車税(種別割)、自動車重量税、自賠責保険、任意保険、登録・名義変更などの費用が発生します。金額や課税条件は車両・用途・契約内容によって異なります。

車検・点検・整備費用

車両の車検や整備に加え、クレーン装置についても法令やメーカーの指定に応じた検査・点検、消耗部品の交換などが必要です。ワイヤーロープ、油圧系統、フック、アウトリガーなどの状態によっては、追加の整備費が発生します。

保管・管理・資金調達のコスト

駐車場や車庫の確保、日常点検、故障時の修理、ローン金利なども総費用に含めて考えます。車両が稼働しない期間にも、保有に伴う費用が発生する点に注意が必要です。

減価償却と売却価値

事業用に購入した車両は、資産として計上し、該当する区分・耐用年数に基づいて減価償却を行うのが一般的です。新車・中古車や事業用途などで取扱いが異なるため、具体的な会計・税務処理は税理士などの専門家へご確認ください。

購入時の総費用の考え方:
取得費+税金・保険+車検・点検・整備+保管費+金利-将来の売却価値

3. クレーン付きトラックの購入とレンタルを比較

比較項目 購入 レンタル
初期負担 車両・架装の購入資金や登録費用が必要 購入より抑えやすいが、保証金等が必要な場合あり
車検・定期点検 自社で手配・負担 車検・法定点検等は通常、貸出店舗が管理。利用者が行う日常点検や作業前点検は契約条件を確認
保険・補償 自社で契約・更新 補償内容、免責額、休車補償等は店舗・契約ごとに異なる
仕様の自由度 用途に合わせて選択・架装しやすい 掲載中の車両仕様から選ぶ
必要台数の変動 急な増減に対応しにくい 在庫があれば繁忙期・スポット案件に対応しやすい
車両を使わない期間 保有コストが継続 契約期間分の料金が基本。延長・早期返却時の取扱いは契約条件を確認
回送・燃料等 自社の運用条件による 回送費、燃料代、走行距離条件等を確認

※レンタルの料金、補償、回送、燃料、故障・事故時の負担、点検範囲などは、店舗および契約条件によって異なります。予約・契約前に必ずご確認ください。

4. 運転・クレーン操作に必要な免許と資格

クレーン付きトラックを使用するには、公道を走行するための運転免許と、クレーン装置を操作するための資格または教育をそれぞれ確認する必要があります。

車両を運転するための免許

必要な運転免許は、車検証に記載された車両総重量・最大積載量と、運転免許の取得時期などによって異なります。「2tトラック」「4tトラック」という呼び方だけでは判断せず、借りる車両の車検証と免許条件を確認してください。

クレーン装置を操作するための資格

移動式クレーンのつり上げ荷重 必要な資格・教育の基本区分
5t以上 移動式クレーン運転士免許
1t以上5t未満 移動式クレーン運転士免許、または小型移動式クレーン運転技能講習の修了
1t未満 上位資格、または小型移動式クレーンの運転に関する特別教育の修了

玉掛け作業には別の資格が必要

フックへ荷を掛け外しする玉掛け作業には、クレーン操作とは別の資格要件があります。つり上げ荷重1t以上のクレーン等に関する玉掛け作業は玉掛け技能講習、1t未満の場合は玉掛けの特別教育が基本です。

安全上の注意:必要資格は、車両の呼称ではなく実車の車両総重量・最大積載量、クレーンのつり上げ荷重、作業内容を基に確認してください。不明な場合は、貸出店舗、所轄の労働局・労働基準監督署または登録教習機関へご確認ください。

※資格区分や安全上の取扱いは、法令改正や実際の車両・作業条件によって異なる場合があります。予約前に貸出店舗、資格証の発行元または関係機関へご確認ください。

5. 購入・レンタルが向いている会社

購入が向いている会社

  • 年間を通じて安定した稼働が見込める
  • 使用する車格・クレーン仕様がほぼ固定されている
  • 自社専用の架装や装備が必要
  • 点検・整備・車両管理を行う体制がある
  • 長期保有と売却まで含めた資金計画を立てられる

レンタルが向いている会社

  • 特定の工期・現場だけで使用したい
  • 繁忙期や受注増に合わせて一時的に増車したい
  • 保有車両の故障・車検・点検中に代車が必要
  • 初期の資金負担を抑えたい
  • 案件ごとに異なる車格・仕様を選びたい

数か月以上の利用では、レンタル、短期リース、購入を同じ条件で見積もり、総費用を比較しましょう。契約期間、途中解約、補償、整備範囲などが異なるため、月額だけでの比較は避けることが大切です。

6. クレーン付きトラックをレンタルする前に確認するポイント

  1. 車両条件:車両総重量、最大積載量、荷台寸法
  2. クレーン仕様:つり上げ荷重、ブーム段数、作業半径、アウトリガー仕様
  3. 免許・資格:運転免許、クレーン操作、玉掛けの要件
  4. 利用条件:利用期間、走行距離、利用場所、受取・返却時間
  5. 費用:レンタル料の税込・税別、補償料、回送費、燃料代、追加料金
  6. 事故・故障時:免責額、休車補償、連絡先、代替車両の対応

掲載情報だけで判断せず、運搬する荷物の重量・寸法、作業半径、現場の地盤や進入条件を貸出店舗へ伝え、実車の仕様と契約条件が合うか確認してください。

7. 現在レンタル可能なクレーン付きトラックを探す

トラカリでは、全国の掲載車両からクレーン付きトラックを検索できます。車両の掲載・在庫状況は変動するため、最新情報と貸出条件は各車両ページおよび掲載店舗へご確認ください。

※検索結果に表示される車両・店舗でも、希望期間や利用条件によって貸出できない場合があります。

トラカリの予約確定について:サイトからのお申し込みは仮予約です。仮予約後、掲載店舗からの電話で車両の仕様・付属品・利用目的・料金などを確認し、双方の確認が完了した後に予約確定となります。予約が確定すると、お客様へ予約確定メールが送信されます。

8. クレーン付きトラックに関するよくある質問

Q. レンタル料金に保険や補償料は含まれていますか?

A. 店舗や契約プランによって異なります。基本料金に含まれる項目、免責額、休車補償、追加補償の有無を契約前に確認してください。

Q. クレーン付きトラックは誰でも操作できますか?

A. いいえ。公道走行に必要な運転免許に加え、クレーンのつり上げ荷重に応じた免許・技能講習・特別教育が必要です。玉掛け作業にも別の資格要件があります。

Q. 店舗から現場まで車両を届けてもらえますか?

A. 回送・納車に対応する店舗もありますが、対応地域や費用は店舗ごとに異なります。予約前に掲載店舗へお問い合わせください。

Q. 長期利用なら購入よりレンタルの方が安いですか?

A. 一概には言えません。利用日数、車両仕様、回送費、補償、購入後の維持費や売却価値などを同じ条件で比較する必要があります。

Q. 仮予約を申し込むと、すぐに予約確定メールが届きますか?

A. 仮予約の時点では予約確定になりません。掲載店舗が申し込み内容を確認し、電話で車両の仕様・付属品・利用条件などをお客様と確認した後に予約確定となり、予約確定メールが送信されます。

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