クレーン付きトラック(ユニック車)レンタルならトラカリ|料金相場・利用シーン・全国のレンタル可能車両をご紹介
(画像は株式会社トラック1バン 松山様の掲載車両になります。)
建設・土木・造園・設備工事などで、資材の運搬と積み下ろしを1台で行えるクレーン付きトラック(ユニック車)。必要な車格やクレーン仕様が現場ごとに変わる場合や、繁忙期・車検・修理中だけ車両を確保したい場合には、レンタルが有力な選択肢です。
ただし、料金だけで車両を選ぶと、積載量、作業半径、必要資格、現場への進入条件が合わないことがあります。また、レンタル料金や補償・回送の条件は店舗によって異なるため、同じ条件で比較することが重要です。
この記事では、国内レンタル会社等が公開する料金を調査した相場に加え、2t・3t・4tクレーン車の選び方、運転・クレーン操作・玉掛けに必要な資格、安全に利用するための確認事項を解説します。
目次
1. クレーン付きトラック(ユニック車)とは
クレーン付きトラックは、トラックのキャブと荷台の間などに移動式クレーンを架装した車両です。「ユニック車」と呼ばれることもありますが、「ユニック」は古河ユニック株式会社の登録商標です。
荷をつり上げて荷台へ積み、そのまま運搬できるため、別のクレーンやフォークリフトを手配しにくい現場で活躍します。代表的な用途は次のとおりです。
- 建築・土木現場への資材、足場部材、機械の運搬
- 造園工事における樹木・石材等の積み下ろし
- 設備機器、看板、発電機などの搬入・搬出
- 自社保有車両の車検・点検・修理中の代車
- 繁忙期やスポット案件に伴う一時的な増車
2. クレーン付きトラックレンタルが選ばれる理由
必要な期間だけ利用しやすい
工期、繁忙期、代車が必要な期間などに合わせて利用期間を設定できます。使わない期間も保有し続ける購入と比べ、稼働計画に合わせやすい点がメリットです。
車両購入時の資金負担を抑えやすい
車両本体とクレーン架装を購入する必要がないため、初期の資金負担を抑えやすくなります。ただし、レンタル料のほか、補償料、回送費、燃料代などが発生する場合があります。
保有車両の管理負担を軽減しやすい
車検・定期自主検査などの車両管理は、原則として貸出店舗が行います。ただし、利用者による作業開始前の点検、適正な操作、燃料、事故・故障時の負担などは、店舗および契約条件によって異なります。
3. 2t・3t・4tクレーン車の違いと選び方
| 車格 | 特徴 | 主な利用例 | 確認したい点 |
|---|---|---|---|
| 2tクラス | 比較的コンパクトで狭い道路へ進入しやすい | 住宅設備、造園、小規模工事 | 架装後の最大積載量、荷台寸法 |
| 3tクラス | 取り回しと積載性のバランスを取りやすい | 建築資材、設備機器、一般土木 | 車両総重量、必要な運転免許 |
| 4tクラス | 荷台や積載量を確保しやすい | 大型資材、機械、広い現場 | 進入路、旋回スペース、アウトリガー設置幅 |
「2t」「3t」「4t」という呼称だけでは、実際の最大積載量や必要免許を判断できません。クレーン架装、ブーム段数、アウトリガー、車両仕様によって数値が変わるため、車検証と仕様書を確認してください。
車格以外に確認する6項目
- 最大積載量と荷台寸法
- クレーンのつり上げ荷重
- 作業半径と、その位置での定格荷重
- ブーム段数、フック高さ、ラジコンの有無
- アウトリガーの張り出し幅と地盤条件
- 車両総重量と運転者の免許条件
4. クレーン付きトラックのレンタル料金相場
トラカリでは、公開料金を確認できた国内レンタル会社・レンタカーサービス等を調査し、条件を比較できるデータから料金相場を整理しました。極端な最低価格だけで判断しないよう、日額・月額の確認範囲と概算中央値を掲載します。
料金調査の条件
- 調査日:2026年8月5日
- 調査対象:公開料金を確認できた国内8サービスを中心に集計し、業界公開相場も照合
- 価格:税込料金へ換算または税込表示を採用
- 日額:原則として24時間の基本料金
- 除外:回送費、燃料代、高速道路代、駐車場代、任意の免責補償、オプション料金
- 同一会社に複数仕様がある場合は、1社の影響が過大にならないよう代表値を使用
| 車格 | 日額の確認範囲 | 日額の概算中央値 | 月額の確認範囲 | 月額の概算中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 2tクラス | 約12,000~25,000円 | 約22,000円 | 約190,000~330,000円 | 約248,000円 |
| 3tクラス | 約13,000~29,000円 | 約23,000円 | 約260,000~460,000円 | 約275,000円 |
| 4tクラス | 約14,000~28,000円 | 約24,000円 | 約275,000~530,000円 | 約314,000円 |
※集計に使用できた比較可能データは、車格・期間ごとに2~5社です。上表は調査時点の公開基本料金を比較した目安で、トラカリ掲載店舗のレンタル価格を示すものではありません。実際の料金は、地域、車両仕様、ブーム段数、利用期間、補償内容、走行距離、回送の有無などによって異なります。
1週間料金は公開している会社が限られ、連続利用割引、営業日計算、会員価格などの条件差が大きいため、無理に平均値を掲載していません。希望期間を同じ条件で伝え、基本料金だけでなく支払総額を確認してください。
料金が変わる主な要因
- 車格、最大積載量、荷台寸法
- クレーンのつり上げ能力、ブーム段数、ラジコン等の装備
- 利用日数と長期割引の条件
- 貸出店舗から利用場所までの回送距離
- 補償制度、免責額、休車補償
- 走行距離制限、燃料、延長・時間外対応
調査・照合先:ヨシノ自動車、ジャパンレンタカー、TANOC、KRS奈良、ランドレンタカー、ニシオレンタカー、A-TRUCK、トヨタレンタリース埼玉、レンタルのニッケン公開相場
5. 運転・クレーン操作・玉掛けに必要な免許と資格
クレーン付きトラックを使う際は、公道を走るための運転免許、クレーン装置を動かすための資格・教育、荷を掛け外しする玉掛けの資格・教育を分けて確認します。
公道を走行するための運転免許
必要な運転免許は、車検証の車両総重量・最大積載量・乗車定員と、免許取得時期などによって異なります。「2t車」「4t車」という呼称だけで判断せず、実車の車検証と運転者の免許証を照合してください。
クレーン装置を操作するための資格・教育
資格区分は、実際につる荷物の重さではなく、原則としてクレーンのつり上げ荷重で判断します。つり上げ荷重は銘板、仕様書、検査証などで確認してください。
| つり上げ荷重 | 必要な資格・教育の基本区分 |
|---|---|
| 5t以上 | 移動式クレーン運転士免許 |
| 1t以上5t未満 | 小型移動式クレーン運転技能講習の修了、または上位免許 |
| 0.5t以上1t未満 | 小型移動式クレーンの運転に関する特別教育の修了、または上位資格 |
| 0.5t未満 | 労働安全衛生法令上、上記の運転資格規制の対象外。ただし安全教育・取扱確認は必要 |
玉掛け作業には別の資格・教育が必要
クレーンのフックへ荷を掛け外しする玉掛けは、クレーン操作とは別の業務です。使用するクレーン等のつり上げ荷重が1t以上の場合は玉掛け技能講習、1t未満の場合は玉掛けの特別教育が基本です。
例えば、つり上げ荷重2.9tのクレーンで500kgの荷を扱う場合でも、「荷が1t未満だから玉掛け特別教育でよい」とは判断できません。
重要:必要資格は実車と作業内容によって確認してください。不明な場合は、貸出店舗、所轄の労働局・労働基準監督署または登録教習機関へご確認ください。
6. クレーン付きトラック利用前に確認するポイント
- 点検記録と車両状態:貸出前の整備・点検状況、作業開始前点検の方法を確認
- 作業計画:荷の重量、作業半径、運搬経路、合図方法、立入禁止範囲を決定
- 設置場所:地盤、傾斜、架空線、周囲の障害物、アウトリガー張り出し幅を確認
- 資格証:運転者・クレーン操作者・玉掛け作業者の資格を確認
- 契約条件:補償、免責、休車補償、回送、燃料、走行距離、事故・故障時の連絡先を確認
アウトリガーは取扱説明書と実機の条件に従って適切に設置し、支持地盤を確認してください。「どの現場でも必ず最大まで張り出せばよい」と一律に判断せず、メーカー仕様と作業計画に基づいて使用します。
7. 購入・短期レンタル・長期リースの比較
| 比較項目 | 購入 | 短期レンタル | 長期リース |
|---|---|---|---|
| 初期負担 | 車両・架装の取得費等 | 購入より抑えやすい | 契約条件による |
| 利用期間 | 長期保有向け | 短期・スポット向け | 中長期契約向け |
| 車検・定期点検 | 自社で管理 | 原則として貸出店舗が車両管理。利用者の義務は契約を確認 | メンテナンス範囲はプランによる |
| 仕様 | 用途に合わせて選定・架装しやすい | 掲載在庫から選択 | 契約・調達条件による |
| 途中解約 | 売却等を検討 | 予約・契約条件による | 違約金等を確認 |
どの方法が安いかは、稼働日数、保有期間、車両仕様、整備費、補償、回送、契約条件によって変わります。「1か月以上なら必ずリースが安い」など、一律には判断できません。
8. 現在掲載中のクレーン付きトラックを探す
トラカリでは、全国の掲載車両からクレーン付きトラックを検索できます。掲載・在庫状況、料金、貸出対象、利用期間などは変動するため、最新条件は車両ページと掲載店舗へご確認ください。
9. クレーン付きトラックレンタルのよくある質問
Q. 公開されている料金で必ず借りられますか?
A. いいえ。この記事の料金は公開情報を調査した市場目安です。実際の料金は車両、地域、期間、補償、回送などによって異なります。
Q. 料金に補償料や回送費は含まれますか?
A. 店舗・契約ごとに異なります。基本料金に含まれる項目、免責額、休車補償、回送費、燃料代などを契約前に確認してください。
Q. 運転免許があればクレーンも操作できますか?
A. 自動車運転免許とクレーン操作の資格は別です。さらに、荷を掛け外しする玉掛けにも別の資格要件があります。
Q. 車両を現場まで届けてもらえますか?
A. 回送・納車に対応する店舗もありますが、対応地域と費用は店舗によって異なります。掲載店舗へご確認ください。
Q. レンタル中の点検はすべて店舗任せでよいですか?
A. 車両管理は原則として貸出店舗が行いますが、利用者による作業開始前点検や適正な使用が不要になるわけではありません。貸出時の説明と契約条件を確認してください。
最新情報はInstagramをチェック!
トラカリの公式Instagramでは、掲載車両や店舗情報、トラック活用に関する情報を発信しています。
▶ トラカリ公式Instagram(@TORAKARI_OFFICIAL)はこちら